今日から“脳の健康”を意識するだけで認知症リスクがぐっと下がる?【2025年】

驚きの健康習慣:たった“意識するだけ”で実は脳の健康が変わる?

脳の健康のイメージ画像

「もう歳だから仕方ない」「脳の衰えは止められない」と感じていませんか?でも実は、ちょっとした“意識の切り替え”だけで、脳の健康を守りやすくなる可能性があることが、最新の大規模調査で明らかになりました。

言わば、脳の健康を守る習慣は“お庭のお花に水をあげるようなもの”です。水をあげる=毎日のちょっとした意識、という意味です。たったその“水やり”を忘れないだけでも、お花(=脳)は元気を保ちやすくなるのです。

えっ、そんなことで?認知症リスクは遠い話じゃない

実は、認知症リスクは「歳を取ったら仕方ない」と思われがちですが、研究では「人生を通じて変えられるリスク要因」が数多くあるとされています。今回ご紹介する調査では、40歳以上の成人を対象に、脳の健康に関する“意識・習慣・障壁”がどのようになっているかが分析されています。

実はこれ、あの“習慣”がカギ

調査では、次のような保護因子(=脳の機能を守るための習慣)が多くの人に認識されていました:

  • 認知刺激活動(例:読書・パズル) → 91%が「重要」と回答
  • 定期的な身体運動 → 88%が「重要」と回答

とはいえ、次のような「リスク因子(=避けるべき習慣)」の認識は低めでした:

  • 高血圧 → 62%
  • 過体重・肥満 → 61%
  • 難聴 → 35%

つまり、「運動や刺激」は“知っている”、でも「血圧・体重・聴力」という身体的な要素はあまり意識されていないという構図が浮かび上がります。

なぜ効くの?簡単にわかる仕組み

脳神経や血管、感覚器(聴力など)が連動して、“脳が使われる・守られる”環境づくりができるからです。たとえば:

  • 運動で血流が良くなる → 脳にも酸素・栄養が届きやすくなる
  • 認知刺激活動で神経回路が活性化する → “使わないと廃る”メカニズムに対抗
  • 高血圧・肥満・難聴などが続くと血管・感覚器経由で脳に負荷をかけてしまう

このように、「守るべき習慣」と「避けるべきリスク」が両輪で働いており、どちらか片方だけでは十分とは言えません。

やってみる?今すぐできる小さな一歩

今日から始められることをいくつか紹介します。

  • 一日10分、読書か新聞を開いて“考える時間”を作る。
  • 週に3回、30分ほど歩く(可能なら速歩)ようにする。
  • 定期健診で血圧・体重・聴力をチェックし、「気になるな」と思ったら専門機関へ。
  • 「やってて楽しい!」と感じることから始める。調査でも「楽しめない習慣」が障壁の一つでした。

要するにどうすればいいの?

  • この方法は誰でも今日から始められます。
  • 大事なのは「脳の健康」を意識して、守るための“行動”を取ることです。
  • そして、この調査という科学的な裏付けもありますので、安心して取り組めます。

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じゃあ、本当に根拠はあるの?

この研究が教えてくれること

この調査は、40歳以上の英国およびアイルランド在住の成人6,816名を対象に、脳の健康に関する意識・信念・実践・障壁・促進要因をオンライン調査で明らかにしたものです。

研究の中身を見てみよう

対象者・人数

対象:英国およびアイルランド在住、年齢40歳以上。回答数:6,816名。

研究の方法

オンラインでの横断調査(cross-sectional survey)で、無作為化試験ではありません。報告された習慣・意識・障壁について自己申告形式です。

評価項目と期間

評価項目には「脳の健康に関する意識」「脳の健康に関連する可変要因の認識」「保護行動・実践状況」「促進要因・障壁」が含まれます。調査期間は2021年2〜6月。

結果はどうだった?

主な結果として:

  • 保護因子(運動・知的活動)の認識は高かった(それぞれ約90%前後)
  • リスク因子(高血圧・肥満・難聴・大気汚染など)の認識は低め(35〜62%)
  • 促進要因:脳の健康に“問題を感じたとき”(70%)/個別の具体的アドバイスを受けたとき(51%)
  • 障壁:楽しくない習慣だと続けにくい(44%)、モチベーションが湧かない(33%)、信頼できる情報がない(27%)

著者たちはどう結論づけた?

著者らは、「脳の健康と認知症リスク低減に向けた可変要因に関する意識・行動には世代・教育レベルなどによる差があり、アクセス可能で信頼性のある情報を一般向けに提供することが必要だ」と結論づけています。

まとめ

日常生活の中で「脳の健康」を意識して、小さな行動を始めることは、“歳だから仕方ない”というあきらめに風穴を開ける第一歩です。今回の調査から分かるように、多くの人が“運動”“知的活動”を知っていても、高血圧・肥満・聴力など身体面のリスクを軽視しがちです。意識を変えて、今日から楽しめることを一つ取り入れてみましょう。信頼できる情報を手元に置き、少しずつ習慣化すれば、脳の“お庭”のお花を元気に育てることができます。

出典:この情報のもとになった論文

論文タイトル 著者 掲載誌 発行年
Awareness, facilitators, barriers, and behaviours surrounding brain health: a large-scale cross-sectional survey of adults across UK and Ireland R. F. Townsend 他 BMC Public Health 2025

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