心臓病や糖尿病の人こそ試したい!植物性食品中心の食事と認知症予防【2025年】
驚きの健康習慣:植物性食品中心の食事で脳を守る?

たった「食べ方」を変えるだけで?
最近の研究で、「植物性食品中心の食事」を続けるだけで、心臓病や糖尿病を持つ人の認知症リスクが約6割も低下する可能性が示されました。
つまり、食卓のバランスを少し変えるだけで、脳の未来が変わるかもしれないのです。
ちょっと意外に聞こえるかもしれませんが、私たちの脳は「食事という燃料」で毎日動いています。
その燃料の質を変えることは、まるでエンジンオイルを入れ替えるようなもの。
オイル(食事)が汚れているとエンジン(脳)に負担がかかる――そんな仕組みなのです。
カギを握るのは「健康的な植物性食品」
研究で注目されたのは、単なるベジタリアン食ではなく「健康的な植物性食品(Whole Food Plant-Based Diet, WFPB)」。
これは、精製されていない野菜、果物、豆類、全粒穀物、ナッツなどを中心とした食事のことです。
一方、砂糖たっぷりのドリンクやスナック菓子、白いパンなどの「不健康な植物性食品」を多く摂る人では、認知症リスクが3倍以上に上昇していました。
つまり、「植物性」でも、どんな植物を選ぶかが重要ということですね。
どうして効くの?脳と血管のメカニズム
健康的な植物性食品には、抗酸化物質や食物繊維、ポリフェノールが豊富に含まれています。
これらは、脳や血管にダメージを与える慢性的な炎症(サイレント炎症)を抑え、血糖値や血圧を安定させる働きがあります。
また、マグネシウムやカリウムなどのミネラルも豊富で、神経の働きをサポートします。
このような代謝改善が、心臓病や糖尿病などの「心血管・代謝疾患(CMDs)」を通じた認知症リスクを下げる鍵になると考えられています。
やってみる?今日から始められる小さな一歩
・お肉中心の食事を、週に数回「豆中心のメニュー」に変えてみる
・白いご飯やパンを「玄米・全粒パン」にしてみる
・スナック菓子の代わりに「ナッツ」や「フルーツ」を
・砂糖入りドリンクを「水」や「お茶」に置き換える
無理のない範囲で少しずつ置き換えることがポイントです。
「完璧な菜食主義」ではなく、「植物性中心を意識するだけ」でOK。
長く続けるほど、脳と体が喜ぶはずです。
要するにどうすればいいの?
- 肉や加工食品を減らし、野菜・豆・全粒穀物を増やす
- 砂糖や精製食品を控え、自然な食材を選ぶ
- 運動・禁煙・節酒などの健康的な生活習慣をプラスする
<#PR> むらせライス
じゃあ、本当に根拠はあるの?

この研究が教えてくれること
2025年にスウェーデン・カロリンスカ研究所のチームが発表した最新の国際研究では、
「植物性食品中心の食事が心臓病や糖尿病を持つ高齢者の認知症リスクを大幅に下げる」ことが示されました。
研究の中身を見てみよう
対象者・人数
55歳以上の男女71,648人(英国UKバイオバンク登録者)
研究の方法
過去の食事データをもとに、植物性食品の摂取パターンをスコア化。
心臓病・脳卒中・2型糖尿病の有無と認知症発症リスクを12.5年間追跡。
評価項目と期間
平均12.5年間の追跡で、825人が新たに認知症を発症。
結果はどうだった?
心血管・代謝疾患を持つ人は、そうでない人に比べて認知症リスクが約1.9倍。
しかし「健康的な植物性食品」を多く摂る人では、そのリスクが61%低下しました。
逆に、「不健康な植物性食品」を多く摂る人ではリスクが3倍以上に上昇しました。
著者たちはどう結論づけた?
「植物性食品中心の食事は、心臓病や糖尿病を持つ高齢者において、認知症リスクを大きく減らす可能性がある。
さらに、運動や禁煙などの健康的な生活習慣を加えることで、より効果的にリスクを下げられる」と述べています。
まとめ

「植物性食品中心の食事」は、単なるダイエットではなく、脳を守る新しい健康習慣。
野菜や豆を中心にした食事を少しずつ取り入れることで、心も体も軽くなるだけでなく、未来の認知症リスクまで減らせる――そんな可能性を、科学が示しています。
出典:この情報のもとになった論文
| 論文タイトル | 著者 | 掲載誌 | 発行年 |
|---|---|---|---|
| Plant-Based Diet Quality, Healthy Lifestyle, and Dementia Risk in Older Adults With Cardiometabolic Diseases | Dunk MM, Dove A, Wang J, Xu W, et al. | JACC Advances | 2025 |

