スマホ疲れ目、たった1粒で?研究が注目した成分とは
驚きの健康習慣:目の乾燥に“食べる”対策があった?

えっ、そんなことで?
朝から晩までスマホやパソコンの画面とにらめっこ。気がつくと目がシパシパして、なんだかピントも合いにくい…。そんな経験、ありませんか?
実は最近の研究で、ある天然成分を毎日摂るだけで、こうした「目の不快感」が改善される可能性があることがわかってきました。
この効果、たとえるなら「枯れかけた観葉植物に水をあげる」ようなもの。
目も体の一部。うるおいと栄養が必要なんです。植物が元気になるように、目もケア次第でシャキッとするかもしれません。
実はこれ、あのルテインとゼアキサンチンがカギ
ルテインとゼアキサンチンは、緑黄色野菜や卵黄などに含まれる天然のカロテノイド。目の中の「黄斑部」に多く存在し、ブルーライトなどから目を守ってくれる「内側のサングラス」とも言われています。
この2つをセットでサプリメントとして摂取することで、目の乾燥感やストレスに変化が見られたという報告が出ているんです。
なぜ効くの?簡単にわかる仕組み
電子機器の画面から出るブルーライトは、目の細胞にストレスを与え、涙の質や量にも悪影響を及ぼすと考えられています。
ルテインとゼアキサンチンは抗酸化作用と抗炎症作用を持ち、目の細胞を守ったり、涙の安定性を保つ働きが期待されています。特に、ゼアキサンチンは目の奥まで届くため、より深いケアができると考えられています。
やってみる?今すぐできる小さな一歩
ルテインとゼアキサンチンは、食品から摂ることもできますが、毎日安定して摂取するにはサプリメントも選択肢のひとつ。
今回の研究では、1日1粒(ルテイン10mg+ゼアキサンチン2mg)を6か月間 継続することで効果が見られました。
もちろん医薬品ではないので即効性はありませんが、「目が楽かも」と感じられる変化をじわじわ実感できるかもしれません。
要するにどうすればいいの?
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じゃあ、本当に根拠はあるの?
この研究が教えてくれること
2025年に発表された臨床試験では、ルテインとゼアキサンチン(Lute-gen®)を摂取したグループと、プラセボを摂取したグループを比較。特に「涙の量」や「視力の回復スピード」など、客観的な眼科検査で改善が見られたことが報告されています。
研究の中身を見てみよう
対象者・人数
18〜65歳の男女70名。1日6時間以上、パソコンやスマホを使う人が対象。
研究の方法
6か月間にわたる無作為化二重盲検プラセボ対照試験。
評価項目と期間
主要評価:涙の量(Schirmer test)、目の疲れ(Visual Fatigue Scale)
副次評価:視力回復時間(PSRT)、涙の安定性(TBUT)、睡眠・注意力など
評価期間:0日目、90日目、180日目に検査
結果はどうだった?
Lute-gen®を摂取したグループは、涙の量(+2.09mm)や涙の安定時間(+8.5秒)が有意に改善。
視力回復時間も短縮(−1.45秒)しました。ただし、主観的なアンケート(疲れや不快感など)では、グループ間に有意差は見られませんでした。
著者たちはどう結論づけた?
「ルテインとゼアキサンチンの6か月の摂取は、眼科的な検査項目において明らかな改善が見られ、特に目の乾燥や機能低下に対する予防・改善効果が示唆される」と研究者たちは述べています。ただし、実感できるほどの主観的改善には至らなかった点も指摘されました。
まとめ
毎日の画面疲れに悩む人にとって、ルテインとゼアキサンチンは「体の内側から目を守る」頼れる味方かもしれません。
サプリでの継続摂取は、涙の量や目の安定性を保つ上で一定の効果が見込まれ、比較的安全に始められる選択肢です。
劇的な変化を期待するのではなく、「目の健康の土台作り」として取り入れてみるのが良さそうです。
出典:この情報のもとになった論文
論文タイトル | 著者 | 掲載誌 | 発行年 |
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The effects of lutein/zeaxanthin (Lute-gen®) on eye health, eye strain, sleep quality, and attention in high electronic screen users | Lopresti AL, Smith SJ | Frontiers in Nutrition | 2025 |