カレーを食べる人ほど認知症リスクが低い?驚きの研究結果 【2025年】
驚きの健康習慣:カレーを食べるだけで脳が元気に?

えっ、カレーで脳の健康が守れるの?
「カレーを食べるだけで脳が若返るかも?」そんな話を聞いたら、ちょっと半信半疑になりますよね。
でも、今回の研究では実際にカレーをよく食べる人ほど、認知症や軽度認知障害になりにくいという結果が出たのです。
まるで脳に毎日“傘”を差して守るようなもの。雨に濡れないように、食事からの工夫で脳を守る、そんなイメージです。
(つまり、普段の食習慣が将来の脳の健康を“カバー”するということです)
その秘密は「クルクミン」
カレーの黄色のもとであるターメリックには、クルクミン(Curcumin)という成分が含まれています。
クルクミンは抗酸化作用や抗炎症作用を持つことで知られ、以前から健康に良いと注目されてきました。
そして今回の研究で、この成分が脳の認知機能を守るカギである可能性が改めて示されたのです。
なぜ効くの?簡単にわかる仕組み
研究や動物実験から、クルクミンは脳の中で有害なたんぱく質(アミロイドβやタウたんぱく)を抑える働きや、
神経細胞の炎症を和らげる効果があることが報告されています。
つまり、クルクミンを摂ることで、脳の老化スピードを緩やかにできるかもしれないのです。
やってみる?今すぐできる小さな一歩
毎日カレーを食べる必要はありません。研究では「月に数回」から効果が見られることも示されています。
普段の料理にターメリックを少し加えたり、週に1度カレーを楽しむだけでも、脳の健康習慣として取り入れられそうです。
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要するにどうすればいいの?
じゃあ、本当に根拠はあるの?
この研究が教えてくれること
シンガポールの2,900人以上の高齢者を対象にした大規模研究では、カレーを食べる習慣と認知症の発症リスクの関係が調べられました。
研究の中身を見てみよう
対象者・人数
65歳前後の男女、合計2,920名。脳疾患の既往がない人が対象。
研究の方法
カレーを食べる頻度(「ほとんど食べない」から「毎日」まで5段階)を調査し、平均4.5年間追跡。
評価項目と期間
認知機能検査(MMSE)や、MCI・認知症の診断をフォローアップで実施。
結果はどうだった?
- 認知症・MCIの発症率は、「カレーをほとんど食べない」人で13.1%、毎日食べる人で3.6%。
- カレーをよく食べる人ほどリスクが低下し、特に週1回以上で有意な差が見られました。
著者たちはどう結論づけた?
「ターメリックに含まれるクルクミンが、食事を通じて脳の健康を守る可能性がある。
カレーという身近な料理が、将来の認知症予防につながるかもしれない」と結論づけています。
まとめ
カレーの黄色い成分「クルクミン」には、脳の老化を防ぐ可能性があります。
今回の研究では、カレーを食べる頻度が高い人ほど、認知症やMCIのリスクが低いことが示されました。
毎日の食習慣にちょっとした工夫を取り入れるだけで、未来の脳を守れるかもしれません。
出典:この情報のもとになった論文
論文タイトル | 著者 | 掲載誌 | 発行年 |
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Curcumin-Rich Curry Consumption Is Associated with Lower Risk of Cognitive Decline and Incidence of Mild Cognitive Impairment or Dementia: An Asian Population-Based Study | Lu Y, Lee TS, Lim WS, Yap P, Cheong CY, Rawtaer I, Liew TM, Gwee X, Gao Q, Yap KB, Ng TP | Nutrients | 2025 |